言葉を伝える練習帳。


by sumi0313
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カテゴリ:おでかけ( 24 )

幸せの画家

もうすぐ終わりそうだったので、国立新美術館のルノワール展に行った。

幸せの画家、と呼ばれていることを観ている途中で知って、納得。
本当に筆致が柔らかくてやさしくて、輪郭が周囲と溶けあって混ざりあっていて、眺めていると気持ちがほぐされた。

やっぱり目玉は「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」。
作品自体大きさがあって、インパクトがある。
木漏れ日が人々の帽子や服に当たっている表現が、昔美術の教科書で見たときから好きだった。
「桟敷席に置かれたブーケ」は、匂い立つような立体感があって、すごく気に入った。
「ピアノを弾く少女たち」は、今にも彼女たちがこちらを振り向きそうな気がするくらい、何気ないやわらかな日常のリアリティがある。
あと全体的に女の人たちの、肘から手にかけてのラインがつややかで美しかった。

同じようなモチーフでも、人によってそこから汲み取るものは全く違うのだなと、当たり前なんだけどまざまざと感じさせられた。
この人は自分の中の苦しみや悲しみを対象に投影するのではなしに、その対象からやわらかさややさしさ、あたたかみ、言ってしまえば愛のようなものを見いだしすくいあげて、形にしているのだろう。
もちろん、どちらがいいとか悪いとかではないんだけれど、苦しみや怒りといった負の感情を研ぎすませて表出させる創造だけでなく、それを抱えてなお喜びや幸せといったものに昇華させる創造というのは、自分のなかでのひとつの課題になりそうだと思った。
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by sumi0313 | 2016-08-17 02:22 | おでかけ | Comments(0)

帰京の中途

久しぶりの帰省から東京に戻る新幹線。
デッキに出たついでに、ドアのところから少し外を眺めてみた。

もう疾っくに日は暮れていたから、見えるのは黒を基調としたかすかな濃淡の景色だけ。
田んぼなのか丘なのかわからない手前の地面のシルエットと、遠くで見える少ない灯り。
時折の、車とおぼしき影。
田舎の一部分を切り取りながら、それらがもの凄い速さで通り過ぎていく。

少しだけ、こわい気持ちがした。
ごうごうと音を立てて暗闇の中を走る新幹線は、外側からどんな風に見えているんだろうと、気になった。
いつもは考えもしないのに、自分がコントロールすることの到底できない速度の支配下にあるという状況を、妙に意識してしまった。
疾走する金属製の箱に入って、とりあえず身体だけ運ばれている、なんだかそんな感じがした。
猛烈に過ぎ去り続けるあの真っ暗な景色を見た時に、心が少し置いていかれた。
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by sumi0313 | 2016-08-15 21:49 | おでかけ | Comments(0)

夏、海

先週、海に行きたくなったので、日曜に行ってきた。
久しぶりだった。

水着やらシートやら詰め込んで、いざ鎌倉。
目的地は由比ガ浜だけれど、江ノ電に乗り換える前に少しその辺をぶらぶら。
100円ショップを見つけたので、持ってなかったビーチサンダルを購入。
何も言わないのに、店員さんが「タグ取りましょうか?」って言ってくれて、ああ、ここは海の街なんだなあとちょっとうれしくなった。

満員の江ノ電、あっという間に由比ヶ浜。
浜までの道なんか知らないけれど、ぽつぽつとつながる人の列をたよりにのんびり歩く。
道を曲がったら、海が見えた。
両側を建物に挟まれた、逆三角形の形の海。
いつ見てもいいものだと思う。
浜辺に着いたら、ひとひとひと、みんな水着着て、日焼けして、楽しそう。
からっとした熱に浮かされてふわふわとした、非日常の空気。

波打ち際で、がつんとした波に何度かぶつかられて、もはや冷たいとかしょっぱいとか顔がぬれるとかどうでもよくなったら、少し奥まで泳いでみる。
しばらく波間でぼんやりして、それからちょっと気をつけてゆっくり浜まで戻る。

海で泳いでいる時は、陸に上がる直前が一番きついんじゃないだろうか。
水から上がる瞬間にはっきりと重力を感じるし、波に足を取られやすい。
それに、波って、波打ち際から少し離れたくらいのやつが一番狂暴だと思う。
だから太ももから腰くらいの深さのところは、あんまり好きじゃない。

少し休んで、海に入ってを三回くらいして、着替えて、海水浴終了。
概ね思ったよりも、ひとりはひとりなりに快適で、楽しかった。
帰り際、振り返ったらまだ日はかんかん照りで、空は薄青で雲が全然なくて、まだまだ人で賑わっていて、本当に絵にかいたような夏の光景だった。
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by sumi0313 | 2016-08-08 20:19 | おでかけ | Comments(0)

リス、カメ、菖蒲

日曜日は、町田で夜から用事があったので、ついでに前から気になっていたリス園に行った。
駅からバスにしばらく揺られて、緑の中。
なかなかいい所だった。

規模こそあまり大きくはないものの、リスだけでなくウサギやモルモット、カメなどちょこちょこ他の動物もいて、楽しい。
気候の良いこの時期の日曜でも、ほどほどの混み具合。

メインスポットは、たくさんのタイワンリスが放し飼いにされているエリア。
立体感のある公園のような感じで、枝が積み重ねてあったりたくさんの手作り巣箱が置かれたりしている中を、リスたちが駆け回る。
フェンス沿いに追いかけっこしてる二匹がかわいかったな。
まるでディズニーの映画みたいだった。
あと、生まれたばかりのピンク色の赤ちゃんをくわえて移動するお母さん(だろう)もいた。
交尾してるのもいた。
人の管理下にはあるものの、リスたちの営みが生で感じられて面白かったな。
大きいカメも一緒にいて、そのへんで草を食べていたかと思うと、人波の中にのしのし歩いてきたりして、子どもたち大興奮してた。
この距離の近さが楽しい。

モルモット抱っこしたり、ウサギに人参取られたり、アカリスの喧嘩を見たりして、園を出る。

駅に戻る前に、すぐ近くにある薬師池公園を散策。
いろんな種類の菖蒲が咲いていた。
今くらいの季節なんだね。
偶然来たけど、水車や旧家跡もあって、のどかで静かでゆったりとしていて、すごくすてきな場所だった。
ここはまた機会があったら来たいなぁ。
できればまた、菖蒲の時季に。

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by sumi0313 | 2016-05-31 02:51 | おでかけ | Comments(0)

プラネタリウム

昨日はふと思い立って、プラネタリウムに行った。
子どもの頃に、家の近くの児童会館で見たきりだったから、わくわくした。

のんびり散歩がてら歩いて、渋谷のコスモプラネタリウム。

みんなでリクライニングを倒して仰向けになる。
解説員のおじさんが、ほがらかに話してくれる言葉に、じっと聞き入りながら、満天の星を眺める。
こじんまりとした規模のせいもあるのか、奇妙な一体感があるような気がした。

解説員のおじさんは、いろいろな星にまつわる話をしてくれたけれど、印象的だったのは、宇宙の大きさについて。
地球があるのは太陽系。
太陽系が属しているのが、天の川銀河。
天の川銀河の直径は、10万光年。
宇宙には、天の川銀河の他にも、2000億個くらいの銀河があると推定されている。
らしい。
今更ながら宇宙って広い。
広すぎて、もはや広いという言葉もそぐわないような規模の大きさを感じた。

少し、星についての知識も増えて、思わぬデトックス的作用もあったような気がした。
プラネタリウムまた行きたいな。
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by sumi0313 | 2016-04-25 16:30 | おでかけ | Comments(0)

明治神宮散歩

この前の日曜日、久しぶりに明治神宮に立ち寄った。

久しぶりにというか、もう10年以上ぶりだから、本殿まで結構歩くことくらいしか覚えてなかった。
大きな木の鳥居をくぐって、背の高い木々に囲まれて砂利道を歩いていると、一瞬ここが東京ではないような錯覚を覚える。

途中で、ずらりと並んだワイン樽に出くわした。

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なぜワイン…?と思って立て札を読んだら、明治天皇がワインが好きだったことから、フランスの一部の生産者から献上されるようになった、ということだそうで。
面白いな。
ちなみに、ロマネ・コンティの樽もあった。

本殿にようやくたどり着いて参拝しようとしたら、ちょうど結婚式の列が通るところだった。
寒い日だったけど、きちんと日本髪に結った白無垢の花嫁さんは、真っ赤な和傘を差し掛けられて幸せそうに歩いていった。
親族の人たちは少し恥ずかしそうだったけれど、大勢の知らない人たちが、好奇心によるものにせよ、両側で見守って祝福してくれるというのも、なんだかいいものだなあと思った。

自分の結婚式は洋装だったから、和装で写真だけ撮りたいねって言ってたのを思い出した。
また、髪伸ばさないとかな…?

参拝して、そばに貼ってある学生たちが書いた書道の作品をああだこうだ言いながら観賞したあと、久しぶりのおしるこを食べて、帰途につく。
寒かったけど、いいお散歩だった。

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by sumi0313 | 2016-01-21 15:48 | おでかけ | Comments(0)

雑詠 初日

鳴き慣れたひよどりの声心地よき

やはらかき初陽あたれり 枯れもみじ

南天を視る 弱き我助けてと

午後三時 独り歩くる有栖川
寒さもけふは やさしかるらむ


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食材の買い出しついでに、有栖川記念公園まで足をのばしてひとりでお散歩。
新年らしからぬ感じだけど、街はいつもより静かで、なんだか過ごしよくて、のんびり歩きながらいろいろ反芻したりして、悪くないなあと思った。
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by sumi0313 | 2016-01-01 15:01 | おでかけ | Comments(0)

社会派

昨日はお芝居を見に新中野までおでかけ。
「ふたり芝居」というコンセプトで、30分ほどの短い二人芝居×3本というオムニバス形式。

3本目の、「階段のある場所」というタイトルの芝居に、久々に度肝を抜かれた。
心臓わしづかみというか。
テレビのドキュメンタリー番組を手がける方の作・演出だそうで、
なるほど、非常にシビアな内容だった。

二人芝居なんだけど、始まったら女の人と小さい女の子というキャスト。
基本的に役者は大人だと思っていたものだから、そこで既にちょっとびっくりした。
小劇場の芝居で子役なんて初めてみたなー。

一見?仲の良い親子…という感じで、階段しかない殺風景な舞台で話は続くのだけど、
やりとりの端々に不穏な空気が感じられる。
子どもは屈託ないけど、母親はかなり鬱屈したものを溜めてそうな。
それでも二人は楽しそうにくっついて笑う。

後半、子どもが無邪気に問いかける「じゃあなんでハナコ(自分)を殺したの?」の一瞬で
舞台、というか観ている私たちが凍りついた。
まさかのホラーものか?!と思ったけど、ちょっと違った。

必死に否定する母親に、声の調子をまったく変えずに、子どもが教えていく。
自分を橋の上で突き落とした。友達のケイちゃんも殺した。
この時点で、ああ、これは秋田のあの事件をモチーフにしてるんだ、
と気が付いてぞわっとした。

母親は泣きながら自分をおいやった環境を罵り、
幸せになりたかったのに何で私だけ、と地団太を踏みながらも、
しかし自分が悪いと子どもに土下座し、すがりつく。
「これからはずっと一緒にいよう」と子どもは言ってくれて…

物語の最後は、目隠しをされ首に縄をかけられて
死刑執行された母親が暗闇に浮かびあがる。
「階段のある場所」とはつまり、死刑台のことだったんだな…

芝居を見てこんなにガツンときたのは久しぶりだった。
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by sumi0313 | 2011-12-06 00:03 | おでかけ | Comments(0)

バンド練習?

もう今週も後半か…早いなあ。

先週末はスタジオに行ってきた。
マイギター(fenderの赤いストラト)が久しぶりに我が家に帰ってきたし、
早速練習練習。
まだコードも基本的なのしかできないし、単純な曲で…
ということで、練習曲はジョン・デンバーのカントリー・ロードをチョイス。
GDCEmくらいしかほとんど使わないのでこれなら私も大丈夫。

二人なので、パートはギターとドラムだけ。
ギターやりつつ、ドラムも教えてもらいつつ、交代して適当にジャカジャカやった。
やっぱりおっきい音で音を合わせるって面白いな。

ドラムもさわるのは今回で2回目だけど、なかなか楽しい。
むしろ相方からギターよりかドラムの方が行けるんじゃね??的なコメントをいただく。
リズム隊には憧れるところだけど、体力ないしなあ…

こんな感じで音楽やるのもなんかいいなと思う今日この頃。
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by sumi0313 | 2011-06-16 01:00 | おでかけ | Comments(2)

くじゃくどの!

週末、多摩動物公園に行ってきた。

屋内にあるもぐらのかわいい行動展示など見て、外に出たらすぐそこの路上にくじゃく(オス)が。
ふつーにたたずんでいる。
一瞬、びっくりしてこっちが固まってしまった。

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とてもフリーダムなくじゃく殿は、近づいてみると、わさわさわさと羽根まで広げ出した。
目の前で羽根を広げる様子はとってもダイナミックで、迫力満点!
しかもなぜかその場でくるりと一回転して、まんべんなく見せてくれた。
オスが羽を広げるのは求愛行動と聞いていたけど、
カップルに求愛行動も何もないだろうから、威嚇なのかな…

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くじゃく殿は園内に5羽、放し飼いにされているらしい。
後でもう1羽、別のところで見かけたけど、その時はなんか草食動物何頭かに追われてペリカンのいるとこに逃げ込んでた。
そしてキリンに向けてなぜか羽根を広げてた…
うーん、とてもフリーダム。

他にも肉を食べるライオンとか、意外とグロテスクなマレーバクとか、おそろしい昆虫館とか、動かないコアラとか、泥んこ遊びするサイとか、いろいろ見れて面白かった。
季節のせいなのかな?シカやフラミンゴの赤ちゃんも見れた。個人的にはトウキョウトガリネズミがかわいかった。

また行きたいなー。
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by sumi0313 | 2011-06-07 23:06 | おでかけ | Comments(2)