言葉を伝える練習帳。


by sumi0313
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学生最後のおしごと

一週間も記事アップしてませんでした。ごめんなさい。
あと二週間弱で提出の卒論が重くって…

って書いたものの、あんまり言い訳にならないかなあと思ってます。
来年就職したら、もっと厳しい仕事や課題がたくさん待ってるんだろうから。
学生ももう最後なのに、こんな調子でいいのか? いや、よくない(反語)。

仕事ややることがあるのに
なかなかモチベーションがあがらない時はみなさんどうしてるんでしょう…
好きな本を読む? いや、卒論の本を先に読まなければ。
スポーツする? その間にパソコンに向かわなきゃ。
とかなんとか頭はそのことでいっぱいなのに、
気がついたらインターネットで調べ物してるつもりが
直接関係ないサイトを見てしまっている始末。ああ。

ビジネス系メルマガ『平成・進化論。』というものをとってるんですが、
これを土日祝日関係なく、毎日欠かさず書いている
鮒谷さんのモチベーションの高さはすごすぎる…
副題にある「勝ち組」という言葉は、私は好きじゃないし、
ビジネスが全てじゃないよ、と思う時もあるけれど、
でも意識を高く持とうと思わせてくれる、質の高いメルマガだと思います。

しかし、卒論にそれが生かせてないのが現状。
とりあずひたすらがんばるしかないのかなあ。そうだろうなあ。
書かないと卒業できないし。
ということでがんばります☆

またしばらく記事アップできないかも…ごめんなさい。
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by sumi0313 | 2004-11-30 23:19 | おしごと | Comments(6)

12/101:終電

財布の中 出したくもないコイン
選んですべりこませる ほっそりあいた口

あなたは少し焦り声

行き着く場所なんてわかってるのに
ゆっくりと押すべきボタンを吟味する

スピーカーを通して
ひび割れた声がつげる
今日のおしまいがやってくる

裏が真っ黒な紙切れ
今日のおしまいにきちんと乗っかって
明日に帰るための 従順な証

私はこんなの欲しくない

あなたは手を振る
私は紙切れを押し込んだ 
今日のおしまいにはまだ間に合うけれど

私はそれに抗いたくて
やさしいあなたを困らせたくて
このまま今日を終わらせたくなくて

でもやっぱり私は乗ってしまう
そうして今日はいつもどおりおしまい

でもいつかは
明日とか従順なんて捨て置いて
あなたと今日を終わらせたいの
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by sumi0313 | 2004-11-23 23:59 | 詩101題。 | Comments(4)

本来

三浦綾子さんというと、「氷点」が一番有名でしょうか。
ですが、私が読んで、素直にすばらしいなあと感じたのは、
彼女の自伝である、「道ありき(青春編)」でした。
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これは終戦を経て自分の生きる意味を見失い、
さらに肺結核・脊椎カリエスという
重い病気にかかってしまった著者が
13年の闘病生活の末に病気を克服し、
結婚をする時期までが書かれています。

書かれている時期は文字通り、青春期なのですが、
そのほとんどがまったく身体を動かすことのできないギプスベッドでの生活。
彼女は病床にある自分を支えてくれた人を通じてキリスト教に出会い、
その信仰を少しずつ育てていきます。
自分にキリスト教を教え、常に愛をもって支えてくれた人との死別を乗り越え
新たに、お互いに愛し合うことのできる相手に出会う…

私はクリスチャンではないし、宗教が世界の各地でいろんな問題を
引き起こしていることも知っているけれど、この本を読むと、
それでも誰かの心の支えになりうるのであれば、宗教もいいのではないかな、とふと思う。
宗教って本来、ひとりひとりの心に根付いてその人がよりよく生きるための道しるべになる、
そういうものじゃないかと改めて気づかされます。
争いを引き起こす宗教は、そういう考えから
いつの間にか離れてしまっているような気がする。
フィクションでないからこそ、人の心の弱さも、
それをひっくるめての生きていくことのすばらしさも、
たしかな説得力をもって感じられる作品です。
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by sumi0313 | 2004-11-22 04:24 | ほんよみ | Comments(2)

11/101:追伸

手紙という形でひとつの思いを完成させたあとの
ちょっとの思いつき
それは手紙の相手のことを
もう一度 ちょっこり考えるから生まれるわけで

また今度あの店に飲みに行こう とか
この前借りた本面白かったよ、今度会ったとき返すね とか
今度は約束すっぽかさないでよ! とか

追伸にはたいてい 愛があふれている
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by sumi0313 | 2004-11-19 14:26 | 詩101題。 | Comments(2)

10/101:都合

それは私の都合なの
朝6時に寝て夕方5時に起きてしまうのも
それがいやで自分を切ってしまいたくなることも

わたしの都合が誰かを悲しくさせた次の日

誰かの都合と都合と都合がからまって
ぐたぐたにまとわりついて
足が震えて 泣きそうになった

この夜が早く終わってくれることを願う

でもそれもやっぱりわたしの都合で
外はまだ暗い
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by sumi0313 | 2004-11-17 05:10 | 詩101題。 | Comments(2)

思わず・・・

前にここで絵本の『手ぶくろを買いに』を紹介したことがありましたが
また最近気になったのをおすすめしたくなりました。
というのも、"Creative Story"の阿部世紀さんが、絵本のレビューを書いていて
私も思わず気分が盛り上がってしまったからです☆

阿部さんが紹介されていたかとうようこさんの本はまだ手に取ったことがないのですが、
今度ぜひ書店に行って見てみたいなあと思いました。
よこしまくんもいいですよね~

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私が一番最近、本屋さんで見かけて思わず買ってしまったのが
新美南吉の『でんでんむしのかなしみ』。
これはいくつか短いお話がはいったものですが、
表題にもなっている最初の話がすごく好きです。
でんでんむしが感じるかなしみを自分も一緒にしょいながら
いろとりどりの殻を持つでんでんむしと対話をしていく・・・
シンプルなストーリーだけに胸に迫ってくるものがあるんです。


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読んでいてすごくあったかい気持ちになったのは、
ガース・ウイリアムズの『しろいうさぎとくろいうさぎ』です。
これはすごく有名な絵本なので知ってる人も多いかもしれません。
私は大人になってから初めて読んだのですが、
相手を好きになること・そしてお互い思いあうって
こんなに感動的なことなんだなーと
こういうふうに平たい言葉にしてしまうと恥ずかしいのですが、
素直に、感激しちゃいました。彼女や、彼氏と一緒に見るのもおすすめです^^


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逆に、これはかなり異色な作品です。
スズキコージの『とさかにごはん』。
かなりつぼにはまりました。本屋で思わず笑ってしまった。
妹が小学校高学年の時に
教室でまわし読みされたという話を聞いたので、
どうやら大人が読んでも子どもが読んでも爆笑の一冊のようです。
タイトルもかなり謎ですが、最後に納得。
しりとりで続く文を通して、言葉の柔らかさ?を感じずにはいられない・・・


なんだか勢いにまかせていろんな本をあげてしまいましたが
どれもそれぞれ、ちがう良さがあるので
阿部さんが紹介されていた本も含めて、
ぜひ、自分の気持ちに合わせて絵本を読んでみたらいかがでしょうか☆
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by sumi0313 | 2004-11-13 22:18 | ほんよみ | Comments(5)
"Impossibe is Nothing!"のoKiさんが
ブログで書かれていた相田みつをさんの記事を見て、私も
3年前にある人からもらった相田みつをさんの詩を思い出しました。
そのころの自分にとってすごく、
そして今の自分にとっても少し、痛いことばで始まる詩でした。

やれなかった やらなかった どっちかな?
ほんとうのところは どっちでしょう!
私の長い経験ですが、
やれなかったのではなくて
やらなかったというのが 本当のようです


その頃自分は、おとなしくて優柔不断。
はじめの一歩がなかなか踏み出せない人間。
3年たってほんの少しだけ?変わってきたんじゃないかなと思うのですが…
この詩は今読んでも、やっぱり痛い。
痛いということは、まだ何か、やらないことをやれないと言い訳してるから。

きっと、いろんな人にとって痛い詩じゃないのかな、とも思います。
でも、相田みつをさんはちゃんと、どうすればいいかを示してくれている。

むきになったり がんばらなくてもいいんです
大事なことは いつでもどこでも
具体的に動くことです


具体的な行動力、これは日常生活でもビジネスでも、重大な選択をする上でも
一番大切な要素なのかもしれない。でもそれだけに一番難しい。
3年前にこの詩をくれた人は何を思って自分にくれたのかはわからないけれど
これから先、生きていくうえで忘れたくない詩の一つです。
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by sumi0313 | 2004-11-11 21:45 | ことばさがし | Comments(4)

9/101:鍵

鍵がほしい
上等なやつ
金でできてるのとか
宝石がついてるのとか
そういうのじゃなくていいから

堅くって持ちやすい
歯はしっくりと錠に噛み合うような
ぴかぴかに磨き上げられていれば申し分なし

よどみを開放し 輝きを呼び込むための
弱さを閉じ込め 可能性を見つけるための

新しい世界に行くための
鍵がほしい

でもそんな鍵どこにもないし だから

鍵を作ろう
上等なやつ
金でできてるのとか
宝石がついてるのとか
そういうのじゃなくていいから
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by sumi0313 | 2004-11-09 02:25 | 詩101題。 | Comments(2)

8/101:今

今 真っ暗な部屋でかすかに寝息をたてている彼は どんな夢を見ているだろう
今 あそこで夜通し踊っている気の強い彼女は きっと笑っているだろう
今 遠くて日差しの強い緑の山のふもとにいる彼は もうじき働きだすだろう
今 ようやく布団にもぐりこんで深いため息をついている彼女は 明日報われるだろうか

この世界は一向に休もうとしない
人が常に迎える朝日や 死や 今に追いまくられて
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by sumi0313 | 2004-11-07 05:28 | 詩101題。 | Comments(6)

NETgenuine

今までいくらか生きてきて
自分の中に溜まったものはいくつかあって
多分その中のひとつかふたつは
自分の内に染み透って
或いは自分の血肉になっていたとしても
果たしてそれは真実で
そのものを言葉に換えて出した時
果たして誰かの心を動かせるだろうか

多分答えは「否」
今までいく度か自分の中に溜まったものを言葉にしてみた
結果はとりあえず「空回り」
だって自分の言葉じゃなかったから
自分のうちに溜まったはずのものを
恰好の良い言の葉で包んだら
途端に色褪せて詰まらないものになった
おまけに安くさい

多分今まで周りに散らばってる恰好の良い言葉を適当に掴んで
それで間に合うと思っていた
それでは駄目だとそろそろ気づいた
たとえ自分の中に溜まったものが真実で
もしかしたら誰かの心を動かせるかもしれなくても
自分の握り締めているこの葉の欠片では
今のところ何もきちんと伝えられない

だからもっと生きて
自分を正確にあらわすことのできる言葉をえることができたら
そしたらいつか
自分を分かってもらえるだろうか
自分を飾らない自分だけの言葉で表現できたら
少なくとも自分を知ってはもらえるだろう
だからもっと




高校生のときに書いた詩ですが、
神丘さとるさんの記事を見て、なんだか久しぶりに思い出しました。
詩も、文章も、日々のおしゃべりも。
初心にかえってがんばろーって思います。
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by sumi0313 | 2004-11-04 02:10 | ことばづくり | Comments(4)