言葉を伝える練習帳。


by sumi0313
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短歌にはまる

短歌というと、できるだけ5・7・5・7・7の語調を守って、季語を入れて、リズムを整えて…
って、きっちり作らなきゃいけないものだとなんとなく思っていたけど、
石川啄木の詩集を読んで以来、あまりとらわれないで自由に好きなことを詠んでいいし、
字余り・字足らずもそれはそれでいいかんじかも…と思うようになった。
で、わりと作るのが楽しくなった。

でも俵万智みたく超現代語みたいのはやっぱりあんまり好きじゃないので、
ちょっと古い言葉を使ってみたり。

まあ、つまりは啄木に影響されただけなんだけど。。



陽沈みて子供のいない公園の花吹雪の下、春は散り行き

「楽しきも楽しからずも等価値」とカミュ読みながら心戸惑う

薄紙のごとく僅かな波紋にも震えるは吾が胸の弱さよ

うらやめどうらやめども出口なし既知の事と今日もとじ込む

隣席で眠りて傾ぐ人 汝(なれ)も疲れたりしか終電の夜

繁華街、交差点にて風鈴売り 音色はやくも夏の気配か



個人的に気に入ってるのは、「隣席で…」の一首。
ほんとに終電の中で考えたやつでした。
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by sumi0313 | 2009-04-17 17:30 | ことばづくり

仕事帰り

引っ越してから、仕事場の最寄り駅が六本木になった。
六本木といってもミッドタウンの後ろの公園を通ったりするから、
通勤路はわりと閑静でのびのびした感じ。

ちなみに日本初・リッツカールトン直営のレジデンスの真横を通るんだけど、
これまた雰囲気がすごい。
車寄せがあって、ドアマンがいて、まるで高級ホテルのようなたたずまい。

ある日気になって家賃を調べてみたら(賃貸なんだね)、1LDKで40万円台、
一番広い4LDKで約190万円…

まあ、そんな優雅なビルを横目にてくてく歩く仕事帰りに、二首作った。



月雲に隠れて池に映るのは高層ビルの灯りのみなり

一点、ただ一天を支配する月影隈無き六本木の夜



なんとなく、公園わきの静かな夜道を歩いていると、月に目が向く。
その日によって、月が夜景に負けてしまっていたり、逆に際立っていたり、
趣が異なるなぁ…と思う。
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by sumi0313 | 2009-04-17 16:52 | ひびおもう