言葉を伝える練習帳。


by sumi0313
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雑詠 冬


冬至まえ水風船のやぶれたる

我が裡に居る口悪き羅刹かな

仕事終わり宙ぶらりんの夜ぞ更け

人待ちてややシードルのもて余す



今年もあと数日で終わり。
どんな年だったか振り返ろうとしても、大量の日常と仕事に埋もれてよくわからない。
とりあえず、今年を何とか終わらせて、来年を無事迎えられますように。
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by sumi0313 | 2015-12-23 01:46 | ひびおもう | Comments(0)

しはす、雑記

搾取する
人は「ごめん」と言いながら

ささくれた心を抱きて夜半の帰途

久方に涙滲むる心地かな


師走も半ばを過ぎて忙しさMAX。
紅葉見たり盆栽見たり柿食べたりお祓いいったり、いろいろ書きたいと思いながらなかなか書けず。

ここ数日、寒さもいや増してとうとう冬らしくなってきた。
高村光太郎の「冬が来た」でも思い出しながら今冬も乗り切るべし…
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by sumi0313 | 2015-12-19 21:42 | ひびおもう | Comments(0)

星座のかたち

ぱっと見つけられる星座って、オリオン座くらいしかない。
仕事帰りふと見上げた真夜中の空に、今年初めて見つけたそれを眺めながら思った。

子どもの頃読んだ本で、星座にまつわる神話はいくつか覚えているけれど、肝心の星座そのもののかたちとか、いつの季節にどの方角に見えるとか、そういった天文学的な知識はほとんど憶えていない。
昔から文系だったんだな。

四角が2つ、それをつなげるように真ん中に3つの星があるオリオン座だけは、毎年見つけられるから、それを見るとああ、冬だなあと思う。

それにしても、昔の人はなぜこのかたちからさそりに刺されて死ぬ狩人を想像したんだろう?
オリオン座だけじゃない、たとえば星と星を線でつないで、「これが◯◯座です」と言われても「そうですか?」ってなる星座が多い。
それは子どもの頃からの、明文化されてはいないけれど、疑問だった。

でも星座とそれにまつわるお話を考えた人々が生きる太古の世界は、きっと今の東京の何十倍も何百倍も夜が暗くて空がきれいで、星がびっしりと夜空を埋めていたんだろう。

もう10年以上も前だけど、地元の海でキャンプした時、夜中に友だちと流れ星を数えていたことを思い出す。
市内で育った私はそこで初めて天の川を見た。
10年前どころじゃない、数千年前となると、きっと無数の星の点描と光の濃淡で、もしかするとその時のオリオン座は確かに、棍棒を持つ狩人の姿をしていたのかもしれない。

勝手な想像だけれど、なんとなく、疑問が解けたような気がした。
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by sumi0313 | 2015-12-04 01:19 | ひびおもう | Comments(0)