言葉を伝える練習帳。


by sumi0313
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少し前に、映画の「バッファロー'66」と「アメリ」を観た。
バッファローはアメリカ映画。アメリはフランス映画。
バッファローは旦那さん推薦で私は未見、アメリは私推薦で旦那さん未見。

テイストは全然違うのだけれど、なんとなく共通したテーマを感じた。
それは、いま目の前にある幸せを掴むことは、時にとても難しいんだなあということ。
どちらの映画の主人公も、バッファローの方は自分の力で、アメリの方は周りの人たちに後押しをもらって、最終的には掴んだ。
それはあくまでもスタートに過ぎず、永続的な幸せであるとの保証はないけれど。
それでもその決断は人生において決定的に重要なもので。

ビリーもアメリも、生き方は異なれど、どちらも臆病で不器用なところがある。
高圧的で、口が悪くて、やることなすこと刹那的でむちゃくちゃなビリーが、ファミレスのトイレで「生きていけない」と泣き出すくだりは、直前の行動と全くそぐわなくて少しコミカルなんだけど、なんだか痛々しかった。
私は全然違うタイプの人間だけれど、彼の気持ちが少し分かるような気がした。

目の前にある、少し手を伸ばせば掴める幸せ。
それって、周りの人からすれば明瞭で「そこにあるんだから、とっとと掴めばいいじゃん」と思えるものでも、当人にとっては恐ろしいことなのだ。
なんでだろう。
人は自ら作り上げた習慣や考え方や発想の規範から、なかなか抜け出せないから。

そういう意味ではきっと、私も多分にがんじがらめだ。
ビリーやアメリほど劇的でなくとも、少しずつほどけていければいいなあ。
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by sumi0313 | 2016-07-02 00:58 | えいが | Comments(0)