言葉を伝える練習帳。


by sumi
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電車と水

一見、何の関係もなさそな二つですよね。
でもいいですよ、電車と水。
イナカ育ちの私は、大学に入って東京来てから
いっぱい電車乗るようになりました。
当初は山手線、なんて都会っぽい響きに胸をときめかせてました
今は山手線沿いに住んでるんだけどねぇ。

で、いろいろ電車乗ってて、時々河に遭遇します。
総武線に並行してる隅田川とかもいいんですが、
特に電車で横切る広い河がお気に入り。東横線の多摩川とかね。
ダタンダタンって音がちょっと大きくなって、で、鉄橋だなと思うんです。
今まで建物でひしめきあってたのが一瞬ひらける。
思ったより空が大きく見えて、その下に河がある。
ただそれだけなのに、どうしてかこころがやわらぐんです。

天気の良い日は河川敷で子どもが遊んでたり、
雨の日はちょっとさびしげだけど、でも相変わらず河はのんびりしてて。
一日が終わってちょっと疲れてる時も、電車の音と振動、
それからまっくろな河の水面がつやつやしてるのが見えて、
不思議と落ち着く自分がいます。

まだ電車乗ってて海とか湖に遭遇したことはほとんどないけど
(ちょっと遠出しなくちゃいけないよね)
きっと出会うのが海でも湖でも、水であれば…となんとなく思います。

いいですよ、電車と水の一瞬の出会いの景色。
でも、たまに居眠りしちゃって見過ごしたりもしてます

どこかオススメの河スポットとかあったら教えてくださいー☆
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# by sumi0313 | 2004-05-25 00:48 | ひびおもう

名前

夏目漱石が好きなんです。
だからといって著書全部読んだとか、そこまででもないんだけど。
でも、なんかこう…好きなんですね。
彼はいろんな事をすごくよく考える人なんだなあと私は勝手に思ってます。
んで、やっぱ頭もかなりいいらしい。
漱石の脳みその断片なんかは、まだどっかに保存されてるって
話も聞いたことがあります。それはちょっとこわいけど。
でも人間的な弱さもある部分、すごく持ってるというか。たぶん
なんとなく、本も、それから人も魅力を感じるんです
で、ここでの名前をなつめにしたわけですね。
そのまんまです。

でも、このblog作る時に、登録したIDがそのまま出ちゃうとはつゆ知らず
しっかり本名が毎記事出てるんだね。ちょっとかなしい。
でも自分の名前も好きなんだけどね。
とりあえず、これからも一応なつめ、でがんばってきたいと思います。
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# by sumi0313 | 2004-05-24 03:38 | ひびおもう

外は曇

四角い窓が切り抜く空は
一面の淡いグレイ
いつの頃だったか
今の今まで青空だったのに
少しづつ雲がかかるようになり
やがてすっかり埋め尽くされた
そして 一日だけ雨が降った

あの真暗な
真黒な空

あの日はいつまでも土砂降りが続いた
大声を上げて空は雨を降らしていた
朝 雨は止んだが
相も変わらず空は灰色をしている

いつまで続くのだろうか
この空模様
私は一斤のパンと
オレンジ・ママレイドを買い
この空の下を歩く
空は映す 歩く私を 私の内を
鏡のように

灰色の雲天井は いつまで経っても
ちらとも動かず
ただじっと耐えていた
今にも爆発して無限の雨滴をこぼしてしまいそうで
あふれくる思いをぐい と押さえ付けて
今日も耐えて 空は曇
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# by sumi0313 | 2004-05-23 00:57 | ことばづくり

映画の後の現実

今日(日付ではもう昨日ですが)、テレビで映画見てました。
「プライベート・ライアン」の前編。
けっこう見た人もいるのかな?
前からちょっと気になってたんですが、
というのもタイトルからはあまり想像できない
かなりキツイ戦争映画だって周りから聞いてたので。
pivateって兵士って意味らしいんですよね、
原題は"Saving Private Ryan"(ライアンのつづりがあやしい…)
だから、原題の方がわかりやすいような気もするけど

で、見たらほんとにキツかった。
人がどんどん撃たれて、頭が割れて、足がもげて…
いままでいくつか戦争映画や映像は見たけど、
これがいちばんキツイ描写だったような気がする。
でも、これと同じ(もしくはそれ以上の)光景が、今この瞬間も起きていて。
映画見終わった後、ニュースでイラクの空爆とか誤爆とか、
現実できっちりフィードバックされてくる。
な ん だ ろ ?
世界中で戦争をテーマにした映画とか、小説とか、写真集とか
いっぱい出てるのに、どうして続いてるのか。
そうしたものが生まれるのは、決して戦争をうながすためじゃないのに。
政治とか宗教とか経済とか、世界はすごくこんがらがってて
これは自分じゃ到底扱いきれないテーマだけど、
扱いきれないからって投げだしちゃいけないテーマだなと
改めて思いました。
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# by sumi0313 | 2004-05-21 03:08 | えいが
最近ほんよみコーナーばっかりですけど。
でもこの本のこともぜひ書いておきたくて。
藤田一咲(ふじた いっさく)さんの『ハッセルブラッドの時間』。
なんで今回だけ「さん」づけかというと、一つの縁でちょっこり
お会いしたことがあったんです☆

この本はフリーカメラマンの藤田さんが、
いちばんのお気に入りのカメラ「ハッセルブラッド」と一緒に、
「極上の時間」を過ごすことをテーマに書かれたエッセイ。
藤田さんはハッセルブラッドが大好きで、
ハッセルブラッドでじっくり写真をとるこの時というのを
こよなく愛してるっていうのがじんわり伝わってくる。
スウェーデン製の、歴史ある名カメラだそうで
(世界中でプロに使われてる!)、
ちょっとごつくてかわいい黒のボディと、真四角なフィルムが特徴。
まあ、ハッセルブラッドに関してはこのエッセイに
詳しく、愛情たっぷりに描かれているので読んでくださいね。

私は文を書くのが好きで、何書こうとかいろいろ考えながら
書いているその時間が大好きで、
ツールは違えど、これも一つの「極上の時間」なのかも。って思いました。
でもこのエッセイを読んだら、私もなんか写真とりたくなってきた…!
私もこういうふうに、読む人を自然に魅了できちゃう文章
書けるようになりたいなぁ
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# by sumi0313 | 2004-05-20 03:00 | ほんよみ