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ジェノベーゼ

農家のお友だちから生バジルをもらったので、せっかくならとジェノベーゼソースに挑戦してみた。

松の実がないのでカシューナッツで代用。
戸棚の奥で眠っていたミキサーを久々に引っ張り出して、いそいそと材料を入れて。

よしよしいいぞと意気揚々、スイッチを押してみたら、これが全然うまく動いてくれない。
刃は回っているものの、具材がすぐに刃を避けるように容器にへばりついて空回り状態。

え、こんなはずでは…
一旦止めて、具材を刃に当たるように下に押し込んで、また動かして、またすぐ止めて、また具材を押し込んで、を10回くらい繰り返して、なんとか粗みじん状態までになった。
そこで力尽きた。
水分がもっとあればよかったのかな。

ちょっぴりできそこないのジェノベーゼっぽいソース。
せっかくもらった生バジルを全部つぎ込んでしまっていたので、残念な気持ちがした。でもまあ、味はジェノベーゼっぽいのでなんとか行けるような気もした。

ジェノベーゼっぽいソースが生まれたので、スパゲッティにしたいと思った。
ジェノベーゼといったらやはりスパゲッティだ。
今まで自分で作ったことはなかったから、ぜひ挑戦したかった。

冷蔵庫にあったズッキーニときのこと玉ねぎとソーセージを薄切りにして入れた。
オイルしっかり、乳化しっかり。
無事出来上がり。

はてどんなもんだろうとひとくち食べたら、ちゃんとジェノベーゼスパゲッティになっていたので、とてもうれしかった。
ナッツがちょっと細かくなりきれていないのがちらほらあるけど、気にしない。
とりあえず、今回は満足。

またいつか作りたいな。
その前にミキサー修練度を上げた方がいいかな。
夏だし、ガスパチョでも作ろうかなぁ。
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# by sumi0313 | 2019-07-20 23:02 | ひびおもう

夢日記

今日は有給。
朝からの用事を済ませて夕方に帰ってきたあと、お腹が痛いから横になっていたら眠ってしまった。

夢を見た。

私は今もう無くなったはずの実家の玄関にいた。ドアの向こうの居間には他の家族たちがいたようだった。
上がり框のところに腰かけていたら、もう亡くなったはずの飼い犬がふとやってきた。
生きていたころより少し白くなって、毛が長かったけれど、確かに彼だった。
呼びかけたら、こちらへ静かに歩み寄ってきた。生きていたころは元気でやんちゃだったけれど、ずいぶんと落ち着いて、なんだか立派になったようだ。名前を呼んで、たくさんなでた。

そのあとはよく覚えていない。

死んで10年以上経つけれど、もしかするとこんなにはっきりと夢に出てきたのは初めてかもしれない。なぜ今このタイミングだったんだろう。やさしい犬だった。

# by sumi0313 | 2019-04-16 22:16 | ひびおもう

年始

短歌が作れなくなった。
仕事はやめる算段がついた。
この連休はいろんなことがあって、
どうしたらいいか、もっとわからなくなった。

# by sumi0313 | 2019-01-04 02:00 | でんごん

情報アレルギー

月曜日、本当にもうこの仕事には向いてないんじゃないかと思った。

漠然と「何でもいいから売れる本の企画を」と言われて、散々考えて出しては否定されてを繰り返したあとだったから、もう何も思い浮かばなかった。
うちの会社は基本的に既に売れている他社の本を参考にして作るという方針が強いので、いつものようにAmazonで何でもいいから今売れそうなジャンルや今売れている本なんかを調べていた。

もう自分でも何が売れるとか売れないとかわからなくなった。
そもそも本はジャンル、文章、切り口、レイアウト、構成、イラスト、デザイン、タイトル、帯コピー、メディア露出、いろんな要素が複合的に作用し合って、最終的に売れるか売れないかの結果が出る。
いくらマーケティングと言ったって、売る前から売れることが約束された本など出来やしない、と思う。

「売れる」ということは、商業出版である以上(社長はこの「商業出版」という言葉をことあるごとに口にする)大事にしないといけない部分なのはわかっている。
でも、その言葉を聞きすぎて、リサーチしろリサーチしろと言われ続けて、何が売れて何が売れない(と社長が思う)のか、私にはわからなくなった。

Amazonの、星の数ほどある書影を見ていたら、どれもこれも主張しているように感じられて(当たり前だ、買ってもらうためには「買うだけの価値がある」と思わせなければならない)、だんだん気持ち悪くなってきた。
たまらず、早退させてもらった。

帰りの地下鉄では何も見ないようにしていた。
目に入ってくる車内の広告も、他人の服の模様も、駅の点字ブロックも、みんな何らかの情報を発信していて、主張していて、耐えがたかった。目を閉じたら閉じたで、声や音が煩わしい。
目の前のサラリーマンの無地のスーツの布地や、地下鉄の床をずっと見ていた。
そのうち床のなんでもない斑点までが、何かの模様のように見えてきて参った。

情報アレルギーみたいだな、と思った。
脳がオーバーヒートして、過敏になっているんだと思った。

最寄り駅に着いて出口を出る。
近くの公園の横を通り、木々や草花を感じて、ようやく人心地がついたような気がした。
次の日からは少し回復したけれど、こんな状態になるのは多分初めてだった。

そうして、私は売ることを考えることが苦手なのかもしれないと思った。
会社員としては致命的だな。
少なくとも、メディアは向いていない。
少し悲しい気もするけれど、誰かに頼まれてお手伝いなんかをするのが合っているのかもしれない。
自分で考えて何かを世に送り出す種類では、きっとないんだろう。
売れる売れないは気にしないで、細々とでもいいから、歌ったり書いたりしていければそれでいいのかもしれない。

# by sumi0313 | 2018-10-19 00:33 | おしごと

秋雨

スマホの調子が良くない。
バッテリーは問題ないけれど、画面の感度が悪いというか、押しても動かないところや、押した場所とは違う場所が反応するようになってしまった。
その場所は、まるで病巣が広がるみたいにじわじわと増えている。
いい加減、変えなくては。


今の仕事を始めてから、「忙しくて大変そうだけど、充実してそうでいいね」というようなことを言われることが増えた。
そういうことを言うのは、9年ほど続けていた親の家業の手伝いを辞め、昔からやりたかった出版の編集の仕事に就いたことを知っている人たちだ。

私はこの仕事を始めてから、面白い、楽しい、充実している、向いていると思ったことは、実はあまりない。ごく初期はあったかもしれない。

入社して3ヶ月弱で、私がメインで担当した最初の書籍がこの世に生まれた。
フォーマットも決まっている、作りとしては簡単なものだが、おそらくど素人が携わるには早すぎるくらいの早さだろうと思う。
監修者を選んで打ち合わせをし、本文を書き、デザイナーと装丁を相談し、つまりは編集というものをした。
連日夜遅くまで、休日も家や会社で、無力感を押し込めて作業した。

けれど、本がいざ刷り上がって届いたとき、それを見て「へぇ」というくらいの感想しか生まれなかった。
感動とか、感慨といったものは、正直言ってなかった。

日々やることは山ほどあって、あっという間に週末を迎えて、気がつけば1ヶ月。忙しくて、結局平日は家事ができない。
休日も何もする気が起きなくて、食事すらおっくうでほとんど布団の上なんて日もある。

だから、充実してそうだね、と言われると曖昧に笑うしかない。充実って何だろうと思う。
でも、他の人からはそう見えるらしい。

校了まであと3日だから、今日も家で仕事をしているけれど、やる気がおきない。ゲラのチェックの精度はかなり落ちているんじゃないかと思う。
自分が選んだ仕事なので、文句は言えない。言ってもいいんだろうけど、充実してそうでいいねと言う人にはなんだか言ってはいけない気がする。
でもそれもきっと、私の勝手な思い込みだ。

スーパーに行って、夕飯の買い出しをしなければいけない。こうやってさぼって、校了前にだらだらと別の文を書いている時間は、本来ない。


秋の雨が続いている。この時期の雨は、あまり好きになれない。ただでさえ不安定な気持ちが掻き乱されて、ぐちゃぐちゃする。いらいらする。


# by sumi0313 | 2018-09-29 18:05 | ひびおもう