人気ブログランキング |
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

夢日記

今日は有給。
朝からの用事を済ませて夕方に帰ってきたあと、お腹が痛いから横になっていたら眠ってしまった。

夢を見た。

私は今もう無くなったはずの実家の玄関にいた。ドアの向こうの居間には他の家族たちがいたようだった。
上がり框のところに腰かけていたら、もう亡くなったはずの飼い犬がふとやってきた。
生きていたころより少し白くなって、毛が長かったけれど、確かに彼だった。
呼びかけたら、こちらへ静かに歩み寄ってきた。生きていたころは元気でやんちゃだったけれど、ずいぶんと落ち着いて、なんだか立派になったようだ。名前を呼んで、たくさんなでた。

そのあとはよく覚えていない。

死んで10年以上経つけれど、もしかするとこんなにはっきりと夢に出てきたのは初めてかもしれない。なぜ今このタイミングだったんだろう。やさしい犬だった。

# by sumi0313 | 2019-04-16 22:16 | ひびおもう

年始

短歌が作れなくなった。
仕事はやめる算段がついた。
この連休はいろんなことがあって、
どうしたらいいか、もっとわからなくなった。

# by sumi0313 | 2019-01-04 02:00 | でんごん

秋雨

スマホの調子が良くない。
バッテリーは問題ないけれど、画面の感度が悪いというか、押しても動かないところや、押した場所とは違う場所が反応するようになってしまった。
その場所は、まるで病巣が広がるみたいにじわじわと増えている。
いい加減、変えなくては。


今の仕事を始めてから、「忙しくて大変そうだけど、充実してそうでいいね」というようなことを言われることが増えた。
そういうことを言うのは、9年ほど続けていた親の家業の手伝いを辞め、昔からやりたかった出版の編集の仕事に就いたことを知っている人たちだ。

私はこの仕事を始めてから、面白い、楽しい、充実している、向いていると思ったことは、実はあまりない。ごく初期はあったかもしれない。

入社して3ヶ月弱で、私がメインで担当した最初の書籍がこの世に生まれた。
フォーマットも決まっている、作りとしては簡単なものだが、おそらくど素人が携わるには早すぎるくらいの早さだろうと思う。
監修者を選んで打ち合わせをし、本文を書き、デザイナーと装丁を相談し、つまりは編集というものをした。
連日夜遅くまで、休日も家や会社で、無力感を押し込めて作業した。

けれど、本がいざ刷り上がって届いたとき、それを見て「へぇ」というくらいの感想しか生まれなかった。
感動とか、感慨といったものは、正直言ってなかった。

日々やることは山ほどあって、あっという間に週末を迎えて、気がつけば1ヶ月。忙しくて、結局平日は家事ができない。
休日も何もする気が起きなくて、食事すらおっくうでほとんど布団の上なんて日もある。

だから、充実してそうだね、と言われると曖昧に笑うしかない。充実って何だろうと思う。
でも、他の人からはそう見えるらしい。

校了まであと3日だから、今日も家で仕事をしているけれど、やる気がおきない。ゲラのチェックの精度はかなり落ちているんじゃないかと思う。
自分が選んだ仕事なので、文句は言えない。言ってもいいんだろうけど、充実してそうでいいねと言う人にはなんだか言ってはいけない気がする。
でもそれもきっと、私の勝手な思い込みだ。

スーパーに行って、夕飯の買い出しをしなければいけない。こうやってさぼって、校了前にだらだらと別の文を書いている時間は、本来ない。


秋の雨が続いている。この時期の雨は、あまり好きになれない。ただでさえ不安定な気持ちが掻き乱されて、ぐちゃぐちゃする。いらいらする。


# by sumi0313 | 2018-09-29 18:05 | ひびおもう

【詩】トリガー

どうして、今夜なんだろう

セミの子どもたちは
何年も地中で生きたあと
そとに出るこの日を
どうやって決めるんだろう

桜が咲く日や
鮭が川をのぼる日みたいな
そんなトリガーは
どこに隠され
どうして引かれるのだろう

一体、
セミの産声は
いったいどんな風なのだろう

私のなかには
まだなんらかのトリガーが
隠されているのだろうか

遺伝子のひとつの鎖が
まぶしく光ってはじけるような
約束された瞬間

いつか私が生まれ直るのは
どんな夜なのだろう

# by sumi0313 | 2018-07-19 01:36 | ことばづくり

【詩】かたち

うつくしいもの
すばらしいもの
すてきなもの
いや
そんな言葉では言い表せぬもの

そんなものに触れる瞬間がある

そうして
ああ、と
心の中で
あるいは声に出して嘆息するとき

私のどこかが抉られている
その嘆息した対象によって
私の一部が抉られ奪われて傷となる

傷口がしっとりと透明な体液で覆われ
やがて新たな細胞たちが生まれ来る
それらが赤子のようにふっくらとしてくる頃
私は以前と異なるかたちをしている

きもちがあふれる
こころがふるえる
むねがいっぱいになる

いや
そんな言葉では言い表せぬことに相対したとき

ああ、と
浅く深く
長く短く
息をつくたび
百億色の虹のような爪が私を抉り
私は私のかたちを変え続ける
# by sumi0313 | 2017-12-17 02:18 | ことばづくり